◆インフルエンザワクチン 2023-24◆
開始:2023年10月05日(木)
予約制です
料金:1回 2,800 円(税込み、1・2回目とも同額)
対象:生後6カ月以上の小児、接種を希望するご両親
卵によるアナフィラキシーのあるお子様は、ご相談下さい
回数と間隔:13才未満、4週おいて2回/13歳以上1回
お持ち頂くもの:母子手帳
問診票は当日、ご記入して頂きます
 予めダウンロードしご記入の上、お持ち頂いてもよいです
  ★3才未満予診票
  ★3才以上予診票
誤接種を避ける為、他のワクチンとの同時接種はしません
ワクチンの効果と副反応につきご承知下さい
年内に2回目を完了して下さい
ご両親の接種も実施します/予約は不要です/お子様の接種当日にお申し出下さい
土曜日の接種:1才未満の方は(土)を避けて下さい
『メールでお知らせ』をONで御予約下さい
@接種前日、A接種当日予約時間前に、お知らせメールが届きます
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◆予約方法◆
■接種専用時間帯■
月   16:30〜18:00
火   16:00〜18:00

木   16:30〜18:00
金   08:30〜09:30
    16:30〜17:30
土   08:30〜10:00

・「再診予約」ボタンで、カレンダー表示の水色の日付を選び1回目を予約して下さい
・グレー表示の日付は予約が一杯ですので選択できません
・3人まで順次予約可能です
・ご両親の接種を実施します/予約は不要です/当日お申し出下さい
・2回目の予約は、1回目接種終了後、お帰り前に受付窓口でおとり致します
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◆インフルエンザワクチンを接種する前に◆
・インフルエンザは、「かぜ」と混同されて軽い病気であると考えられがちですが、高齢者施設等におけるインフルエンザの集団感染事例やインフルエンザによる高齢者の死亡、小児におけるインフルエンザ脳炎および脳症が知られ、通常の「かぜ」とは明確に一線を画して予防を強力に推し進めるべき疾患といえます。
 インフルエンザは、過去3年間、新型コロナ感染症対策(マスク・手洗い、三密回避、諸外国からの人流制限)が奏功し、全地球的に流行がありませんでした。しかし、ご存じのように、日本でも、今夏からインフルエンザの流行をみており、ここ千歳市内でも、現在流行中です。インフルエンザに対する感受性者が著しく増えていることが原因です。
・予防の最善策はワクチン接種です。
・今年は、ワクチンはたくさんあります。また、使用するワクチンに選ばれた抗原タンパクのウイルス由来株は、世界共通です。どの医療機関で接種しても、効果は同じです。(接種料金は医療機関により異なりますけど、、)

◎使用するワクチンとその効果
・今年度2023-24年使用する製造株は、以下の4価ワクチンです。
A型株:
@A/ビクトリア/1/2020(H1N1) (2009年に流行した当時のいわゆる新型インフル) 
AA/ダーウィン/9/2021(H3N2)(いわゆる A香港型)
B型株:
BB/プーケット/3073/2013(山形系統)
CB/オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統)の4つです。

・小児に対する臨牀成績の報告は少ないですが、使用するワクチン 田辺三菱阪大微研の添付文書に記された成績には、
6か月以上3才未満、2回目接種後抗体保有率、A 58.8-76.5%、B 44.1%、中和抗体陽転率、A 73.5-85.3%、B 44.1%、
3才以上13歳未満、2回目接種後抗体保有率、A 79.4-97.1%、B 67.6%、中和抗体陽転率、A 88.2%、B 52.9%。
とあります。
・3才未満は3才以上より低く、全年齢で、B型はA型より低目です。

◎ワクチン接種対象者、接種回数
・6カ月以上のお子様を対象としますが、月齢があがるとともに、有効性は上がります。
・生活環境が許すならば、生後6か月よりも少し待ってから、接種する事をお勧め致します。
・卵の摂取でアナフィラキシ歴のあるお子様は、あらかじめご相談下さい。
・13歳未満の方、2回接種、接種間隔は4週、
・13歳以上の方、1回接種です。

◎ワクチンの副反応
接種直後のアナフィラシーショック:すべてのワクチン接種直後にはアナフィラキシというアレルギー副反応がおきる可能性があります。身体の違和感、全身の蕁麻疹様発疹、咳発作、呼吸困難などが代表的症状です。接種後30分以内はこうした副反応が起きていないどうか、注意深く観察して下さい。もしも起きれば、適切な処置が必要です。
注意深く観察し、オヤッという時は、すぐ、ご連絡下さい。

<その他、起きるかも知れないその他の副反応>
@全身症状:悪寒、頭痛、倦怠感などを認めることがありますが、通常2〜3日中に 消失します。
A急性散在性脳脊髄膜炎(ADEM):接種後数日から2週間以内に、発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害などの症状を呈するものです。治療が必要です。
B局所症状:接種部位の発赤、腫脹、熱感は接種2〜4日目に10%程度みられますが、通常は経過をみるだけで数日で軽快します。
C視神経炎(頻度不明)

◎他のワクチンとの同時接種
・誤接種を避けるため、当院では行いません。
・コロナワクチンとの同時接種が、急遽認められましたが、コロナワクチン接種後の副反応(接種数日後の心筋炎)を丁寧に観察する必要があるため、同時接種はしません。十分な接種間隔をもって、それぞれ接種して下さい

インフルエンザワクチン接種について、ご不明な点や疑問がございましたら、どうぞおたずね下さい。ワクチン接種は、全ての不明や疑問をクリアーにした後で、実施して下さい。
令和5年10月2日
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